
つわりのつらい妊娠初期を乗り越えて、いよいよ安定期。
胎盤も安定し、セックス時のリスクもだいぶ減った妊娠安定期(妊娠中期・妊娠後期)におすすめのセックス体位を6つご紹介します。妊婦さんに優しい体位で安心なセックスをカップルで楽しみましょう。
>>妊娠安定期のセックス体位の基本
>>妊娠中期の状態とセックス
>>妊娠後期の状態とセックス
1.妊娠安定期のセックス体位の基本
妊娠初期にに比べて、胎盤の状態も安定している妊娠中期は、「安定期」と呼ばれます。
辛かったつわりも治まってくる時期で、好きなものを食べたり外出が楽になったりするので、リラックスして過ごせる時期です。「夫婦生活もそろそろ再開」と思うご夫婦も多いのではないでしょうか?
安定期とはいえ、妊娠中のセックスは守ってほしい3原則があります。
- お腹を圧迫しない
- 深く挿入しない
- 母体に負担がかからない
この3つは、妊娠している間の夫婦生活では絶対守ってほしいことなので、カップルでよく理解し合って夫婦生活を営んでください。
。また、妊娠中は、乳首への刺激は控えたほうがベスト。妊娠中は乳首も充血しますし、傷つきやすくなっています。乳首を刺激すると「オキシトシン」というホルモンが分泌されて子宮の収縮作用を誘発してしまいます。乳首への刺激は妊娠中はできるだけ控えましょう。
詳しくはこちらもご覧ください。
>>妊娠中のセックス こんなところに要注意!
2.妊娠中期(妊娠16週~27週)におすすめのセックス体位
妊娠5ヶ月~妊娠7ヶ月を「妊娠中期」と言います。
この頃はお腹が膨らみはじ、妊婦さんは胎動を感じられるようになります。
つらかったつわりも徐々に楽になり、体調もよくなり、食欲もでてきます。
セックスもやっと安心して始められる時期です。
大きくなり始めるお腹に負担をかけないセックス体位で夫婦のスキンシップをしましょう。
正常位

妊娠中セックス【張伸位】
お腹がそれほど大きくなっていない妊娠中期には可能な体位です。
男性は女性に体重がかからないように自分の体重を腕で支えましょう。
通常の正常位よりも、女性が足を伸ばして男性が女性の両足をまたぐ「張伸位」という体位は、挿入が浅くなるのでおすすめのセックス体位です。
女性上位(騎乗位)

女性上位(騎乗位)
挿入が深くなるイメージですが、女性上位は、上に乗っている女性が挿入の深さやスピードをコントロールできる体位です。男性側は女性にリード権をゆずり、女性に合わせてください。
対面座位
お腹を圧迫せずセックスをすることができます。向かい合ったこの体位は顔が見えるのでコミュニケーションがとりやすく、愛

対面座位
情を感じることができるおすすめの体位です。
リード権はあくまで女性。挿入の深さとスピードをコントロールできます。
対面側位

対面側位
ベッドに横たわり、抱き合うような形で向かい合いながらのセックス体位です。女性が足をまっすぐ伸ばしているので、は男性の動きも制限され、挿入もかなり浅くなりますのでおすすめです。
3.妊娠後期(妊娠28週~)におすすめのセックス体位
妊娠後期はお腹がだいぶ大きく、セックスそのものがつらくなることも。妊娠の経過が順調ならセックスはOKです。ただし、臨月になると赤ちゃんの位置が下がります。妊娠後期は出産を意識しながらできるだけソフトなセックスをしましょう。異変を感じたら即中止してください。
男性が後ろの座位

男性が後側座位
大きなお腹に負担をかけることなくできる体位です。
後ろから男性に抱きしめられるようなスタイルの座位は、挿入も浅く、男性もあまり動くことができないので、ソフトなセックスになります。リード権はあくまで女性。
妊娠期間中のセックスは乳首への強い愛撫は避けてください。
後背位(バック)横向

後背位(横向)
体を支えることができるのでお腹への負担が減ります。しかし、挿入は浅めに。
仰向け、うつ伏せもつらくなるほどお腹が大きくなたら、横向きになり後ろから挿入するのが一番のおすすめです。女性も疲れることなく、挿入もかなり浅めになります。妊娠後期は激しく動かないのが鉄則です。
妊娠中期・後期の安定期におすすめのセックス体位まとめ
- お腹を圧迫しない!浅い挿入!母体に負担のない体位で。
- 妊娠中期は愛を確認しあえる対面の体位がおすすめ
- 妊娠後期は出産に控えさらにソフトなセックス体位でやさしく