
流産は予防できる!可能性があります。
全流産率が45%を超える今、私たちは大変危険な体内環境で、小さな命を育んでいることになります。
賢い選択として、少しでも流産のリスクが下げられるのであれば、それは未来へのトビラを広げたことになります。
では流産を予防する効果とは?
なぜ流産が起きるの?
流産は「赤ちゃんがこれ以上成長できない!」となったときに起こると思われています。それでも稀に流産を逃れて産まれてくる命があります。その多くが先天性異常ということです。
その原因は「染色体異常」とされています。昔から一定の確率で発生するようですが、半数以上が原因不明で流産しています。さらにそれらの原因を知ることで、流産の予防に光が見えてきます。
流産の原因が特定!
流産の原因の約4割にあたる「染色体異常」、約半数の「原因不明」、さらに胎児環境因子とされる医薬品や感染症などに共通される最大の理由が、化学物質による影響です。そして体内蓄積です!
流産が予防できる可能性とは?
私たちの体内に蓄積している化学物質は、摂りすぎると死に至る大変危険なものが多く、すべて人工的に作られてものです。自然に分解することは少なく、いつまでも自然界や体内に居続けて、影響をあたえ続ける特徴があります。
それらの除去が流産予防のカギになります。
デトックスができない!理由
一時期、デトックス(毒だし)が流行りましたが、その効果は確かなものではありません。それでも通常の体細胞なら代謝を利用して可能性もありますが、血液関門を通過した胎盤内は難しさがあります。
「血液胎盤関門」は胎児を守るフィルターで、ここを通過できるのは「低分子」で「脂溶性」という性質をもったものだけです。有害な化学物質もこの特徴をもっていて、ここを通過してしまいます。
なぜかって?それは化学物質の歴史は数十年あまりで、胎盤はそれらの有害物質を想定していなかったのです。あと数百年すると、有害な化学物質からも守られる体になっているかもしれませんね!
業界がレシチンに着目!
レシチンが胎児の健康に大きく関わっていることは、以前より分かっていました。しかしあまり知られていないのが現状です。レシチンは流産の予防をはじめ、赤ちゃんの健康には欠かせない成分です。
レシチンとは?
レシチン(ホスファチジルコリン)は、リン脂質といわれる脂質の仲間です。脳や神経細胞などに多く含まれ、体内のあらゆる細胞膜の成分でもあります。
細胞の代謝を担ったり、脳内ホルモンのアセチルコリンを作ったりする他、成長ホルモンや精神状態にも深く関わっています。またコレステロールの調整など血液の質を高めています。
レシチンが不足すると、脳機能低下、免疫低下、動脈硬化、精神不安、精力減退、糖尿病、疲労、不眠などの症状の原因になります。
レシチン5つの働き
レシチンンには、様々な働きがあります。それを分かりやすく5つにまとめました。
①血液浄化作用
脂肪を代謝するとき、タンパク質が脂肪を運びます。それを結びつけるのがレシチンです。別名「血管のお掃除屋さん」といわれ、悪玉コレステロールを血管壁から剥がして、運び出す働きがあります。
②細胞活性化作用
細胞は細胞膜によって守られています。細胞膜は酸素や栄養を取り入れたり、老廃物を排出したり、ウィルスや細菌の侵入を防いだりします。細胞の健康と活性化は「細胞膜」が握っていたのです。
③脳内ホルモンの分泌調整作用
自然の精神薬ともいわれるレシチンは、神経伝達物質(脳内ホルモン)のバランスを整えることが知られています。イライラを抑え気持ちを明るくする効果は、脳神経を正常にすることで得られます。
④肝臓機能の向上作用
肝臓は、解毒作用やエネルギー代謝を行う機関です。レシチンが肝機能が向上するのは、肝臓に余分な脂肪がたまるのを予防するほか、有害物質の無害化や除去に一役かっているからと思われています。
⑤美容作用
血液がキレイになり、細胞が活性化して、新陳代謝が上がって一番わかりやすいのが、肌への影響です。美容整形で使う脂肪溶解剤はレシチンから作られていますので、ダイエット効果も期待されます。
流産予防の救世主「リゾレシチン複合体」とは?
身体の中でさまざまな働きをしているのに、流産予防や育児などで普及しなかった理由が分かりました。それはサプリメントとしての効果の限界があったのです。
その理由は2つです。1つは分子のサイズが大きくて、ほとんどが胎盤内や脳内に到達していなかったこと!もう1つはレシチンがグループで働いていたことです。
リゾレシチン複合体の誕生!
それらの研究を踏まえて開発されたのが「リゾレシチン複合体」です。その効果は研究者を驚かせるものでした。流産の予防にあらたな光がさしました。
化学物質を無害化
米国マサチューセッツ工科大学とプリンストン大学で、共同研究が行われました。69種類の化学物質との変化耐性試験では、それらの有害物質の影響を受けないか、無害化していることが分かったのです。
詳しく知りたい方は「リゾレシチン複合体の化学物質耐性試験の報告書」でご確認ください。
細胞への吸収率
従来の医療用レシチンや低分子レシチンの細胞吸収率が1~2%だったのに対して、リゾレシチン複合体はほぼ100%吸収されていることが分かりました。これはサプリメントとしては、画期的なことです。
詳しく知りたい方は「研究報告書:リゾレシチン複合体の生体反応分析」でご確認ください。
ホルモンの分泌
ホルモン分泌も計測されました。ホルモンの反応率は、各ホルモン毎にA~Eまでの5段階で評価されます。リゾレシチン複合体は、ほぼすべてが「Aランク」だったのです。これも画期的なことでした。
詳しく知りたい方は「研究報告書:リゾレシチン複合体の生体反応分析」でご確認ください。
自閉症患者の改善
自閉症患者さんに治験が行われ、良好な結果が出ています。自閉症の原因も食べ物による化学物質の蓄積が疑われていて、今回の結果は脳内の化学物質を無害化しているのではとの推量もなされました。
その他
さらに学力向上、多動症や認知症の改善などにより、脳機能の向上が顕著に現れています。また血液の質を高めることから、脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化にも期待が寄せられています。
まとめ
- 流産や染色体異常は、化学物質の蓄積が一因の疑い
- レシチンはそれらの問題を改善する可能性がある
- リゾレシチン複合体が流産予防の救世主の可能性
<参考記事>
コメント