流産の種類と対処方法!

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流産の種類と対処法!

流産は原因、症状、進行具合、状態、回数などによって分類されています。

対処方法も流産の種類によって変わってきます。特に妊娠12週までは流産の恐れが多いので、違和感を感じたらすぐに確認しましょう。

 

流産の原因による種類

 人為的か自然かで種類が分けられます。

人為的な流産は「人工流産」といわれ、いわゆる「人工妊娠中絶」のことです。自然な場合は「自然流産」といわれ、人為的な流産以外をすべてこう呼びます。

流産の症状による種類

赤ちゃんがすでに死んでいるのに、自覚症状がないものを「稽留流産/けいりゅうりゅうざん」といいます。放置すると、赤ちゃんが子宮外に出てくる「進行流産」に移行しますが、中には激しい腹痛や出血をともない、危険な状態に陥ることもあります。進行流産は「完全流産」と「不完全流産」に分かれます。

「稽留流産」の詳しい内容は「稽留流産(けいりゅうりゅうざん)の詳しい説明!」でご紹介しています。

流産の進行状態による種類

死亡した胎児(胎芽)はすべて自然に外に出てしまった状態を「完全流産」といいます。すでに腹痛や出血は治まっていて、経過を見ることになります。状況によっては子宮収縮剤を投与することもあります。

まだ完全に外に出ていない状態を「不完全流産」といいます。腹痛や出血が続いており、除去手術を行うことが多い病態です。

流産の回数による種類

流産を3回以上繰り返すと「習慣流産」とされます。流産は誰にでも起こりうることですが、習慣流産の場合は両親のどちらか、もしくは両方に何らかの原因があることがあります。専門医に相談しましょう。

しかし原因がハッキリしないことも多くあります。さしあたり子宮内の環境整備を行うことも必要ですね。

流産の時期による種類

妊娠検査薬では反応したものの、超音波で妊娠を確認できるまでに流れてしまったものを「化学的流産」(誤字で科学的流産)といいます。ほとんどの場合は気付かずに、通常の生理と思ってしまいます。気づいた場合は経過を観察しましょう。

その他「早期流産」や「初期流産または妊娠初期流産」といわれるものもあります。早期流産は妊娠12週までに起こる流産のことですが、流産の8割以上がこの早期流産になります。

また初期流産は、妊娠初期が15週までをいいますから、ほぼ早期流産と同意語で使われます。

その他の流産の種類

細菌やウィルスの感染によるものを「感染流産」といいます。

また胎児(胎芽)が子宮内に残っていて、流産の一歩手前の状態を「切迫流産」といいます。妊娠継続の可能性がある切迫流産の詳しいお話は「切迫流産の症状・原因・対処!」でご紹介しています。

まとめ

  • 人工流産・・・・・・人工中絶のこと
  • 自然流産・・・・・・人工中絶以外の死産全般
  • 稽留流産/繋留流産・すでに死んでいるが自覚症状がない状態
  • 進行流産・・・・・・赤ちゃんが子宮外にできている状態
  • 完全流産・・・・・・死亡した胎児(胎芽)が自然に外に出ている状態
  • 不完全流産・・・・・死亡した胎児(胎芽)が完全に外に出ていない状態
  • 習慣流産・・・・・・流産を3回以上繰り返している
  • 化学流産/科学流産・超音波検査ができる時点で流産している状態
  • 早期流産・・・・・・妊娠12週までの流産の総称
  • 初期流産・・・・・・早期流産とほぼ同義語(妊娠初期は15週まで)
  • 感染流産・・・・・・細菌やウィルスなどの感染症を原因とする流産
  • 切迫流産・・・・・・流産の一歩手前で、妊娠を維持することも可能

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