妊娠悪阻(にんしんおそ)重症つわりの危険性とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
辛いつわり妊娠悪阻の症状

本当にツラいつわりは危険です!

つわりの症状が重症化して、日常生活も送れないほどの病的症状のつわりを「妊娠悪阻」(にんしんおそ)といいます。妊娠悪阻は通常のつわりと区別され、病気としての治療が必要になります。

 

妊娠悪阻とは

通常のつわりと妊娠悪阻との境界線はハッキリ分かれてはいません。医師によって判断されますが、妊娠悪阻と診断されると病気(病人)として扱われます。

また異常妊娠(絨毛性疾患などによる胞状奇胎等)でも、つわりが重症化する傾向にあります。

妊娠悪阻の発症率は1%

妊娠悪阻の発症率は、全妊婦さんの1%程度(病院によっては0.2~5%)で、妊娠悪阻の症状はまったく食べ物を受け付けない状態として現れます。異常妊娠での妊娠悪阻は0.2~0.3とされています。

妊娠悪阻の症状

妊娠悪阻の診断は次のような症状で判断されます。

  1. 水をまったく受け付けない
  2. 体重が短期間で減少(5キロまたは10%以上)
  3. 尿にケトン体が検出される
  4. 1日に5回以上吐く

これらの症状がある場合は妊娠悪阻と診断され入院治療が行われます。

妊娠悪阻が進行すると脳障害に!

妊娠悪阻がさらに重症化すると、症状がさらに悪化します。

  • 第1期(おう吐期)//////////////////////////////

常に吐き気があり、口の渇き、だるさ、めまい、便秘などの症状もでます。水も食べ物も受け付けず、脱水症状を起こし体重が減り始めます。おう吐物に血が混ざったり、尿タンパクが出たりすることもあります。

  • 第2期(肝腎障害期)////////////////////////////

症状がさらに悪化すると代謝異常による中毒症状が起こり、肝臓や腎臓にも影響がではじめます。ケトン体やタンパク質が尿から検出されます。

  • 第3期(脳障害期)/////////////////////////////

幻覚、幻聴などの脳神経障害がではじめ、母子ともに危険な状態になります。母体を守るために妊娠中絶手術を行うこともあります。

妊娠悪阻の治療

点滴による栄養補給が中心になります。ブドウ糖やビタミン類、アミノ酸などの補給をします。多くの場合は入院して行い、妊娠悪阻の吐き気やおう吐などの症状はほとんど軽減します。

それでも改善しないときは、漢方薬などが処方されることもあります。

妊娠悪阻の原因

妊娠によるホルモンの影響と考えられています。これは体が妊娠にむけて急激なホルモン変化が起こることで発症します。個人差が多くその違いは定かではありませんが、初産や高齢出産に多い傾向があります。

ホルモン状態を良好に!

いずれにしてもホルモンの影響である以上、普段からホルモンの状態を整えておくことも大切かもしれませんね。栄養法としてはビタミンB群やレシチンなどのリン脂質を妊娠前からとることで、軽減または全くなかったという報告も多くされています。トライする価値はあるかも。。。

□お役に立てましたか?さらにお役に立てる記事も掲載しています。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメント

コメントを残す

*